
2020.08.18
2020年8月18日(火) 当法人内の施設:特別養護老人ホームレーベンはとがひらにて発生しました”新型コロナウイルス感染症”の第十六報を報告させていただきます。
本日、入院していた職員2名が退院となりました。
PCR検査で陽性となり入院していた職員は、本日で全員が退院となっております。
なお、入院となっておられる入居者様につきましては、8月20日以降で退院調整が進んでおります。
2020.08.17
2020年8月17日(月) 当法人内の施設:特別養護老人ホームレーベンはとがひらにて発生しました”新型コロナウイルス感染症”の第十五報を報告させていただきます。
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「キーワード:いざという時の備え」
昨日の発信では、新型コロナウイルスに対しての正しい理解を呼びかけました。
世間的にはなかなか正しい理解はされておらず、今現在でも理不尽な家族の出勤停止を命ずる企業等もあります。
これから先も新型コロナウイルスの脅威はまだまだ続いていくと思います。
「明日のわが身」もしかしたら、あなたの職場の同僚が新型コロナウイルスに感染してしまうかもしれません。
もしそうなった時に…
『あなたは出勤することを許されますか?』
『あなたの配偶者は出勤することができますか?』
『あなたの子供は学校や習いごとに行けますか?』
『あなたの配偶者はあなたが仕事へ行くことを認めてくれますか?』
平時にしっかりと家族や職場などと話をして、いざという時に備えておくことをお勧めします。
2020.08.16
2020年8月16日(日) 当法人内の施設:特別養護老人ホームレーベンはとがひらにて発生しました”新型コロナウイルス感染症”の第十四報を報告させていただきます。
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「キーワード:コロナ悪」
「新型コロナウイルスは恐い」とほとんどの人が思っていることでしょう。新型コロナウイルスの感染拡大力は非常に強いように感じます。重篤な症状になる方もおられますし、亡くなられる方もおられます。
今回、レーベンはとがひらのクラスターで本当に恐いと感じたことは、症状を感じる人がないまま、気がついた時には広がっていたという事実です。新型コロナウイルスは、感染したことに気づくことが難しいという恐ろしさがあります。
そして、「新型コロナウイルス感染症を恐れる人の気持ち」も恐ろしさのひとつだと感じました。
新型コロナウイルスに関係すると、その人自身の生活が脅かされるだけでなく、同居する両親や配偶者、子供、孫などの生活にも影響が出ています。仕事に行けなくなったり、学校や習いごと、デイサービスなどに行けなくなったりしています。
新型コロナウイルス感染症の取り扱いの中で、感染者は入院対応となり、治癒した状態で退院となります。濃厚接触者は、14日間は発症の可能性があることから、健康観察のため自宅待機となり、その後の感染リスクはなくなります。その他の人については、基本的に感染させるリスクもなければ制限されることもありません。
これらのことを踏まえると、感染者の同居家族等は濃厚接触者となり14日間は仕事や学校に行けなくなる可能性があります。濃厚接触者となった方の家族については、生活に制限を受ける必要はないことになります。また、濃厚接触者にもなっていない方の家族等の生活が制限されるということは間違った扱いとなります。
新型コロナウイルスに対して、正しい知識がないまま、排他的な感情を抱いていないでしょうか。新型コロナウイルスに関係しているから「拒否する」、新型コロナウイルスが出たところだから「恐い」という感情は、正しいとは言えません。これらの感情や対応を勝手に「コロナ悪」と呼んでいます。
いつどこで感染するかわからない社会の状況になっています。わたしもあなたもすでに新型コロナウイルスに感染しているかもしれません。自分が新型コロナウイルスに感染したとしても、家族が感染したとしても、一緒に働く仲間が感染したとしても、正しい理解を持って対応できる社会になることを強く願っています。
2020.08.15
2020年8月15日(土) 当法人内の施設:特別養護老人ホームレーベンはとがひらにて発生しました”新型コロナウイルス感染症”の第十三報を報告させていただきます。
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『キーワード:新型コロナウイルス感染症の症状』
もはや新型コロナウイルスは、日常のどこにでも潜んでいます。旅行や飲み会に行かなくても、エスカレーターの手すりやエレベーターのボタン、もしかすると受け取ったおつりの小銭に付着しているかもしれません。いつ感染してもおかしくないという状況だと思います。
「新型コロナウイルスが恐い」理由のひとつとして、感染してもほとんどの人が無症状・軽症であるということです。症状に発熱・咳・のどの痛み・味覚障害・嗅覚障害・腰痛などが上げられていますが、今回、レーベンはとがひらで感染した職員に症状を聞くと、PCR検査で陽性が出た時点は、ほとんどの職員が無症状・無自覚だったと言います。振り返ってみると一部の職員で痰が絡むことがあったとか、何となくにおいや味がしない気がした、腰が痛かったなど、言われてみればそれが症状だったのかな?と思うことはあったみたいですが、感染が確認されてから退院に至った今でも全く症状を感じていない職員が大半です。
今回、全職員にPCR検査をすることで、職員15名の陽性がわかりましたが、もし検査をしていなかったら、発熱等の明らかな症状が出ない限り、感染が確認されなかった可能性が高いです。
ウイルスは目に見えないものですので、確実に避けることはできません。
「マスクを着用すること」「手洗いと手指消毒の回数を増やすこと」「密を避けるようにすること」
みんなが知っている当たり前のことですが、とても重要でとても有効な新型コロナウイルスに対抗する方法だと思います。
今、わたしが、あなたが、すでに感染者となっている可能性もあります。
自分が感染しないためにも誰かを感染させないためにも、「当たり前のことをしっかりやる」それが感染予防です。
2020.08.14
2020年8月14日(金) 当法人内の施設:特別養護老人ホームレーベンはとがひらにて発生しました”新型コロナウイルス感染症”の第十二報を報告させていただきます。
本日、入院中であった職員8名が退院となりましたことをご報告いたします。
入院中の入居者様につきましては、現在、医療機関と退院調整を進めています。
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「キーワード:一般的な感染症対策を確実に守ること」
新型コロナウイルス感染症は恐ろしいものという世界共通認識があり、その恐さは形を変えて人々に伝染しているように感じています。新型コロナウイルスの感染予防は、特別なことが必要なのでしょうか。そんなことはありません。
新型コロナウイルスは空気中に漂っているものではないとされています。感染経路は、飛沫感染もしくは接触感染がほとんどということです。飛沫感染は人の唾液…つまりマスクとソーシャルディスタンスで回避ができます。接触感染はとにかく手洗いと手指消毒です。
世間で言われている一般的な感染症対策で、十分な予防ができるということです。あとはそれらを「確実に守ること」ができれば、感染するリスクは高い確率で回避できると思います。
レーベンはとがひらでは、一般的な感染予防を職員どうしが互いにチェックし合い、徹底した取り組みを行っています。
2020.08.13
2020年8月13日(木) 当法人内の施設:特別養護老人ホームレーベンはとがひらにて発生しました”新型コロナウイルス感染症”の第十一報を報告させていただきます。
「キーワード:濃厚接触者にならないこと」
実際に新型コロナウイルス感染症のクラスターを経験している施設として、平時にしておかなければならなかった対策のひとつをお伝えします。
過去から感染症対策は行ってきましたが、今から思えば、新型コロナウイルスが施設内に入ってこないようにと入り口を警戒する対策にばかりに目を向けていたと思います。
しかし、今回のクラスターを経験して、一番対策を行っておかなければならなかったのは、「施設内に入ってきたとしてもそれを広げないこと」だったと気づきました。
今の世の中いつどこで感染するかわかりません。常にマスクをして消毒液を携帯して公共交通機関等を利用しないようにしていても感染する人がいると聞きます。新型コロナウイルスの脅威は常に身近にあり、完全に防御することは難しいと思っています。
そのため、入り口を警戒しつつも「入ってくることは仕方がない」と考え、誰かが持ち込んだとしても、それを他の人に「うつさない」そして「うつされない」対策が事業を継続するために最も重要な感染予防であると感じています。
まだまだ新型コロナウイルスの脅威は続いています。レーベンはとがひらでは、引き続き経験を生かした感染予防を行ってまいります。
2020.08.12
2020年8月12日(水) 当法人内の施設:特別養護老人ホームレーベンはとがひらにて発生しました”新型コロナウイルス感染症”の第十報を報告させていただきます。
PCR検査で陽性であった職員15名、全員県内の医療機関へ入院対応となっております。
無症状・軽傷の職員の退院の話が進んでおり、昨日より順次、退院が始まっています。
8月11日(火)に1名、8月12日(水)に4名の職員が退院しました。
また、入居者様の陽性者数は15名で、全員入院されております。
現在、退院の調整が始まっておりますが、レーベンはとがひらの新型コロナウイルス感染症の終息後の退院となる予定です。
2020.08.11
2020年8月11日(火) 当法人内の施設:特別養護老人ホームレーベンはとがひらにて発生しました”新型コロナウイルス感染症”の第九報を報告させていただきます。
8月3日(月)に感染者が確認されてから、感染症の抑え込みに向けていろいろな専門機関に介入いただいております。未曽有の事態のなか頼りにさせていただいているのは、8月9日(日)より施設へ常駐いただいている”厚生労働省新型コロナ対策推進本部地域支援班DMAT”の方々です。様々な専門的な助言、今の状況に最も必要なスピード感、すぐそばで見守っていただきながら適切なアドバイスをいただけることほど、今のレーベンはとがひらに必要なことはありません。DMATの介入が無ければ、今の状況までもたどり着けていたかわかりません。
今日は、厚生労働省よりクラスター班が来所され、現在取り組んでいる感染症の対策方法や施設のゾーニング等の確認をしていただきました。現状は正しい方法でしっかり取り組めているとの判断をいただいています。
新型コロナウイルス感染症の予防は、今までの様なインフルエンザやノロウイルスとは違った視点での取り組みが必要であったと反省しております。専門家の意見やアドバイスをしっかり受け止め協議を繰り返し、完全終息に向けて更なる努力を行っていきます。
「新型コロナウイルスは恐いもの」と誰もが思っています。でも、「正しく恐れる」必要があります。
新型コロナウイルス感染症は、実際に経験しないとわからないことがたくさんある感じています。経験した施設だからこそお伝え出来ることがあると思いますので、これからは地域や同業者等の皆様へできる限りの発信していきたいと考えています。
2020.08.10
2020年8月10日(月) 当法人内の施設:特別養護老人ホームレーベンはとがひらにて発生しました”新型コロナウイルス感染症”の第八報を報告させていただきます。
昨日、行われました8月3日(月)のデイサービスの利用者様8名のPCR検査の結果につきましては、全員陰性との報告がありました。
今回の検査結果の報告にて特別養護老人ホームレーベンはとがひらに関係するPCR検査につきましては終了となりました。
長期にわたり、入居者様、ご家族様、従業員、その他の関係者の皆様に多大なご心配をかけすることになりましたこと、心よりお詫び申し上げます。
また、新型コロナウイルス感染症の陽性となられました、入居者様、利用者様、従業員に対しまして、謝罪するとともに深くお見舞い申し上げます。
引き続き、新型コロナウイルス感染症のクラスターの完全終息に向けて、職員一同一丸となって取り組んでまいります。
2020.08.09
2020年8月9日(日) 当法人内の施設:特別養護老人ホームレーベンはとがひらにて発生しました”新型コロナウイルス感染症”の第七報を報告させていただきます。
本日、8月3日(月)のデイサービスの利用者様8名に対しまして、PCR検査が行われました。
本日は検査結果が出ませんでしたので、明日以降の報告となります。
また、明日以降のPCR検査は予定されておりません。
ご不安とご心配をおかけしております。大変申し訳ございません。