技能実習生 帰国【ヴィラ十二坊】
去る2019年9月。
近江和順会初となる、ベトナムからの技能実習生を法人全体で8名受け入れました。
家族や友人たちから離れ見知らぬ国へ、言語も文化もあまりわからない…
恐らく、そんな不安を抱えて入国してきた彼女たち。
あれから早3年。
毎日必死に勉強し、介護技術も日本語も格段に上達した彼女たち。
先日無事に3年という長い期間を修了し、数名は帰国の途に就きました。
もう少し介護技術を習熟したいと、そのまま日本に残っている実習生もいます。
先日、ささやかながらお別れ会を行いました。
日本にいた思い出として、日本の夏の風物詩:浴衣を着て、みんなで花火をしました♬
ヴィラ十二坊では毎年2月に開催しているお茶会で何度も着物を着ている彼女たち。
和服にもすっかり慣れた様子で浴衣を着付けてもらっていました。
先輩職員たちも童心に帰り、一緒に花火を楽しむことに♬
「綺麗ねえ~!!」とスマホで撮影したり、いろんな花火を手に取ってみたりと、とても楽しんでくださいました☆
最後はもちろん線香花火で締めくくり。楽しい時間はあっという間でした。。。
離れることはとてもさみしいですが、日本で培ってきたこの3年の経験を誇りに、ベトナムでも自信をもってこれからも頑張ってほしいと思います。
彼女たちのひたむきな頑張りと笑顔で働く姿には、入居者の皆さんも安心しておられ、孫を見るかのように優しく接していました。
私たち職員も彼女たちから学ぶことがたくさんありました。
技術をわかりやすく教えるにはどう伝えればいいか、慣れない日本語を理解してもらうにはどう話せばいいか…お互いに試行錯誤しましたが、丁寧にひとつひとつ関わる事で、一緒に成長することが出来たと思います。
そこには国境や文化の壁はありません。改めて、人と人とのつながりの優しさを感じることが出来ました。
最後は涙でなく笑顔で『またね』
また逢える日を胸に、ひとまずお別れです。
帰国した実習生たち、本当に3年間お疲れ様でした!!
※撮影時のみマスクを外しております。