特別養護老人ホームレーベンはとがひら従業員及び特養入居者の新型コロナウイルス感染者の発生について【第十三報】
2020年8月15日(土) 当法人内の施設:特別養護老人ホームレーベンはとがひらにて発生しました”新型コロナウイルス感染症”の第十三報を報告させていただきます。
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『キーワード:新型コロナウイルス感染症の症状』
もはや新型コロナウイルスは、日常のどこにでも潜んでいます。旅行や飲み会に行かなくても、エスカレーターの手すりやエレベーターのボタン、もしかすると受け取ったおつりの小銭に付着しているかもしれません。いつ感染してもおかしくないという状況だと思います。
「新型コロナウイルスが恐い」理由のひとつとして、感染してもほとんどの人が無症状・軽症であるということです。症状に発熱・咳・のどの痛み・味覚障害・嗅覚障害・腰痛などが上げられていますが、今回、レーベンはとがひらで感染した職員に症状を聞くと、PCR検査で陽性が出た時点は、ほとんどの職員が無症状・無自覚だったと言います。振り返ってみると一部の職員で痰が絡むことがあったとか、何となくにおいや味がしない気がした、腰が痛かったなど、言われてみればそれが症状だったのかな?と思うことはあったみたいですが、感染が確認されてから退院に至った今でも全く症状を感じていない職員が大半です。
今回、全職員にPCR検査をすることで、職員15名の陽性がわかりましたが、もし検査をしていなかったら、発熱等の明らかな症状が出ない限り、感染が確認されなかった可能性が高いです。
ウイルスは目に見えないものですので、確実に避けることはできません。
「マスクを着用すること」「手洗いと手指消毒の回数を増やすこと」「密を避けるようにすること」
みんなが知っている当たり前のことですが、とても重要でとても有効な新型コロナウイルスに対抗する方法だと思います。
今、わたしが、あなたが、すでに感染者となっている可能性もあります。
自分が感染しないためにも誰かを感染させないためにも、「当たり前のことをしっかりやる」それが感染予防です。